不動産の知識 空き家が劣化する原因とは
空き家が劣化する原因とは?
人が出入りしない空き家が劣化
するのは不思議に思うことは少なく
ありません。
ですが、それには原因があります。
大きな原因として、
①換気不足
②給排水管、ガス管の劣化
③害虫・害獣発生
の4つです。
人が住んでいても、経年劣化は
進みますが空き家だと劣化の進み
具合が早くなります。
①換気不足
人が住んでいると、定期的に換気をし
空気の入れ替えをしますが、空き家は
空気を入れ替えをしないため、湿気が
家の中で充満します。
梅雨時期は、カビも生えやすくなります。
カビと湿気は、家の木材を痛める原因です。
②給排水管、ガス管の劣化
使用していないと、ゴミや汚れが詰まって
ダメージを受けます。特に水道を使わなく
なった結果、水道管に残った水が蒸発
すると「赤さび」だけが残ります。赤さびは、
水の流れがないと水道管が空気と触れて、
酸化が進むことで、赤さびが付きやすく
なります。
③害虫・害獣発生
人がいると掃除をしますが、しないと
ホコリはたまっていきます。ホコリは、
害虫が発生する原因になります。
獣対策がされていない空き家は、野生動物
のすみかです。野生動物の糞尿や死骸で
非常に不衛生になってしまいます。
空き家の劣化対策をするには、
定期的に換気したり、修復等などの
メンテナンスが必要です。
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